闘病記

健康なんてまったく気にせず高血圧のくせに不摂生生活を続けた結果、若干37歳で脳内出血を患い、まさかの 左半身麻痺に。
脳卒中やリハビリなんて自分には無縁だと思っていた。車椅子なんて一生乗ることはないとおもっていた。はずなのに、、、。

このブログの内容は、実体験による完全なるノンフィクションです。毎日朝7時か正午か19時頃に頑張って更新中♩

闘病記

片麻痺が「歩く」ということ

私は一年前、脳出血を起こし、 左片麻痺の障害を負った。 文字通り左半分が麻痺。左上肢、左下肢を 思うように動かす事ができなくなった。 つまり歩くことが出来ない。 手術をして私の命を 救って頂いた主治医から こう告げられたことを 今でも鮮明に...
闘病記

ヘルパーさんへ

今回生まれて初めての入院生活を 約半年間過ごしたが リハビリ入院生活を経験したことだからこそ 知ることができたこと、それは、 ヘルパーさんの存在だろう。 最初に出会ったのは入院初期、急性期病院だった。 私は就寝前に眠剤等、薬を色々飲んでいた...
闘病記

【実録!】入院中とナースと4つのエロス

漢なら皆見たことがあるであろう‪。‬ ナース物のエッチなビデオ そして漢なら大好きな企画であろう。 そうだ。 私も大好きだ。 ド―(゚∀゚)―ン 入院生活も終わって3ヶ月近く経つが‪、‬ ふと‪、‬あの時のエロワクを思い出し 今ここにペン...
闘病記

片麻痺さんの転倒の原因は3つ【リハビリ入院が始まった方へ】

脳出血が原因で片麻痺さんになり、 かれこれ約8ヶ月程度経ったが、 これまでに転倒経験は、 実は3回あった。 つい最近リハビリ生活が始まった人も、 これからの人も、 気をつけねばならない転倒。 なぜ転倒してしまったのか。 何がいけなかったのか...
維持期

パラレル闘病記

今私は、2019年4月、脳出血を起こした。 職場で倒れ、そのまま病院へ緊急搬送、 緊急手術。 そして急性期病院で最初のリハビリ入院生活を 1ヶ月過ごし、 途中で回復期リハビリテーション病院に転院。 そこで半年間みっちり リハビリ入院生活を過...
維持期

時は金なり

今日も変わらずリハビリ室で体を鍛えていたら なにやら音色が聞こえてきた。 知ってる曲だ。 この曲はそう、、、、 「ジングルベル」だ。 そういえば季節はすっかり冬だ。 外では枯れ葉が舞っている。 北風小僧の寒太郎さんが暴れまわっているのか。 ...
維持期

喜連の向日葵

私は今、 大阪の喜連(きれ)と呼ばれる街にある、 障害者自立支援施設に、維持期として10月の24日よりお世話になっている。 回復期では、まだまだ 社会復帰には不十分だったからだ。 回復期でお世話になったリハビリ病院では、 土日祝関係なく毎日...
維持期

されど10円

お昼ご飯が終わったあと、 食堂近くにある施設内に設置された 自販機で缶コーヒーを 買おうと思ったら、 おつりの出口に10円玉があった。 価格帯は110円〜140円が多かったので、 誰かのお釣りの取り忘れだろうか。 記憶障害、注意障害の方も多...
維持期

私はムキムキになりたい【闘病記(68)】

前回の続き スケジュール表で PTまたはOTと記載があるコマは イベントフラグ。 訓練員と呼ばれる、 回リハでいうところのセラピストから 訓練が入るかもしれない時間帯。 ただ、回リハのようなマンツーマンの治療は 行われない。 ここではあくま...
維持期

障がい者自立支援施設の1日【闘病記(67)】

5時 「オラアァ コロスゾ」 同居人の起きがけの寝言で だいたい目が覚める。 おしっこが 漏れそう。 膀胱破裂しそうで目が覚める感覚は、 倒れる前から同じ。  急いで靴を履き、トイレに向かう。 トイレは部屋から クソほど遠い。 リハビリ生...
維持期

シャバは優しい世界?それとも?【闘病記(66)】

日、生活訓練のリハビリで、 近所にあるスーパーに、 杖歩行でお買い物に行った。  距離的には 1ブロックぐらいしか離れていなく、 健常者でれば、 歩いて5分とかからないだろう。 (adsbygoogle = window.adsbygoog...
維持期

脳卒中の夢と現実【闘病記(65)】

今年の4月4日、私は深夜に救急車で搬送され、 突然入院が始まった。 急性期時代、私は色々な不思議な体験をした。 同じ脳卒中村患者の話を聞くと、 私と同じような不思議な体験をした人がたくさんいた。 (adsbygoogle = window....
維持期

リハビリの神様【闘病記(64)】

毎日3時間、マンツーマンでみっちりやってもらっていた、 回リハリハビリ、 ボバースセラピィから離れて1週間が経った。 回リハを卒業したら、もう二度と自分の好きな 評価と治療のリハビリは受けることは出来ないと思っていた。 (adsbygoog...
維持期

維持期 リハビリどうする?【闘病記(63)】

回復期のリハビリテーション病院の約半年と いう長い長い入院生活が終わり、 維持期に突入した。 回復期で出会った仲間たちは、 皆それぞれの維持期という名の現実世界に 去って行ってしまった。皆は元気に やっているだろうか。 障害に負けずに元の生...
維持期

G線上のアリア

はぁはぁ、、、 ティッシュポイー い、 生きてる、、、 は?! け、 血圧は どうなった?? 時刻2019/10/26 0時7分 【after】 上136→154下87→99 まじで 上がった たった 10分で。 もし30分ぐらいずっと続...
闘病記

【閲覧注意】本当にあった怖い話【闘病記(62)】

日は、私が小学生の時に 実際体験した、 怖い話 学校の怪談 でもしようかと思う。 苦手な方は、ごめんなさい 本題に入る前に、今から3つの単語を言う。 【桜】 【猫】 【電車】 以上。 さてここから本題、 私の小学6年生の修学旅行は大阪だった...
維持期

せめて、人間らしく

スマートウォッチを使った、 ずっとやりたかった壮大な実験。 下手をすれば、死ぬ。 かもしれない。 DEADorALIVE 生きるか死ぬか あなたはご存知だろうか。 テクノブレイクという、キーワードを。  知らない方は全知の神Google大先...
ただのステマ

スマートウォッチ おすすめ

障害者自立支援センターでの生活、 維持期が始まった。 詳細は近々投稿予定にて。 支援センターでは、というか、 退院後の維持期の生活では、 当然ながらバイタルチェック (体温、血圧、脈拍)は、 自分でやらなければならない。 で、今 愛用のスマ...
維持期

維持期は、良い時期?【闘病記(61)】

日回復期リハビリテーション病院を退院し、 5ヶ月13日というリハビリ入院生活が 終わった。 急性期から換算すると 入院生活は半年を超える。 しかし私は回リハ退院がゴールではない、 ゴールは仕事復帰だ。 回復期退院後は 維持期と言う名のシャバ...
回復期

お礼参【闘病記(60)】

5月8日 急性期から去りし日、 その男は言った。 「お世話になりました!」 「次は救急車ではなく 歩いてきます。」 そして 5ヶ月と13日後、、、、、 ほんまに 歩いて来たで! ハチマキ坊主の作り人、 担当PTのY先生と。 「あ、まだ ハチ...
回復期

環境が歩行に与える影響【闘病記(59)】

退院間近になり、 リハビリもより実践的になってきた。 外の公園へ、 リハビリで歩行訓練 昨日はPTOTともに近くの公園へ遠征。 こんな身じゃ無ければ病院の出口から 3分ぐらいで行ける距離だ。 だが、いつもの病棟での歩行訓練とは 環境がまるで...
回復期

装具なしで歩く【闘病記(58)】

杖歩行自立になって約2週間ぐらい経つ。 杖なし歩行(独歩自立) までは辿りつけなかったが、 なんとか車椅子を捨てて退院 できそうなのでまぁ良しとする。 私は かなり麻痺が強い 片麻痺患者として、 この回リハ病院にやってきた。 転院した頃は、...
回復期

ありがとう。さようなら【闘病記(57)】

ありがとう、さようなら仲間たち。 ひとつずつの笑顔 はずむ声 (後に強制退院させられた。) 夏の日ざしにも 冬の空の下でも (温度管理された快適な病棟) みんなまぶしく 輝いていた ありがとう・さようなら 仲間たち ありがとう・さようなら ...
闘病記

島国ニッポン日本人の血と骨

日本はずっとずっと島国だ。 はるか大昔、中国大陸と 陸続きだったことがあるとはいえ、  およそ3万年前ぐらいからずっと島国ニッポンだった。  だからそんなにほいほい外国の文化は 入ってこない。 だから、 日本人の食は昔から米、大豆、魚だ。 ...
闘病記

これでいいのだ ||:3ミ【闘病記(56)】

昨日の話。 ずっと連絡をしていなかった友人に、ちょっと用があったので、 入院して以来、久々に連絡をした。 その友人には、私が脳卒中で倒れた旨は まだ伝えていない。 なんだか面会の催促するみたいだし、 闇雲に心配だけ煽るのもどうかと思ったので...
回復期

鉢巻さん激おこ

今日はおこだよ。 (#゚Д゚) プンプンだよ! それは、 日曜日の午後に起きた。 仲のいい先生が、 私困ってますよ。 という、 大変 分かりやすい顔で、 病棟内でオロオロしていた。 彼女は目で語る時、 瞳孔が開く から 大変分かりやすい。 ...
言霊

セラピストを目指す若者に伝えたい、とある現役セラピストの想い

現役作業療法士さんが リハビリ中に 私に語ってくれた想い。 今私の病院には 未来のセラピストになるべく 勉強中の学生さんが、 全国各地から実習生として 現在数名が 実際の現場に副担当みたいな感じで 着任されている。 私は学び舎を見るのが 大...
回復期

歌は魔法【闘病記(55】

ここの回復期リハビリテーション病院に 転院する前の 急性期 (病気発症したての時期。救急車で搬送され、 一番最初に入院する病院)での 思い出話。 今私がいる回復期病院では、 週に2回、ヘルパーさん主催による カラオケ大会が開催されている。 ...
回復期

初めの一歩。【闘病記(54)】

今日リハビリの杖歩行練習で、 初めて病院の外に出た。 半年ぶりに外を歩く。 あいにくの曇り空だったが、 外の風が気持ち良かった。 最近のリハビリは、病院内での 歩行訓練が主にだったので、 歩行に自信があった。 もちろん杖有りきの話だが。 病...
闘病記

このままでいいのかリハビリテーション

これまでのブログで、自身の脳卒中発祥から リハビリのことなど、色々ご紹介させて頂き、 なんて日本は リハビリや医療に 恵まれているんだろう。 これはいつ脳卒中になっても 安心だ。と、 さすが医療が充実した 日本。と、 思った方も多いはずだ。...
闘病記

脳卒中はカオス【闘病記(53】

入院も半年になると、 自分の世界だけではなく、 他人の世界(人生)も たくさん存在していることを 認識させられます。 夜ベランダに出て、外を見ると、 マンションの窓の灯りだったり、 民家の灯りが見えるかと思います。 高層マンションにお住まい...
闘病記

眠罪【闘病記(52)】

4月3日に行ってきますをしてから 家に帰れぬまま、 半年が経とうとしている。 桜を一度も見ずに咲いて散り、 気がつけばもう夏は後ろ姿。 私はあの日から 時は止まったままだが  私が入院している間に 新元号に変わったり、 なんとかペイが乱立し...
回復期

リハビリ病院(回復期)森ノ宮病院の一日【闘病記(51)】

スパルタリハビリで関西 大阪で有名な森ノ宮病院の1日の流れをご紹介
回復期

私の回復期リハビリ病院の一日【闘病記㊿】

ブログのタイトルが リハビリ闘病ブログというのに、 最近、 笹○ボケナス とか 謙虚ライオン! とかしか言ってないことに気がついた(^^;; ので、今回はまじめに 私が半年間、回復期でお世話になった、 リハビリテーション病院の 私の1日の流...
番外編

【まさかあの人も?!】脳梗塞と闘った芸能人まとめ【2019年最新版】

明日は我が身の脳卒中。日本における患者数は約150万人で、毎年約50万人が発症するとされ、 半分以上が死亡や介護が必要な状態に。 そんな、実は身近な脳卒中であるが、実際脳卒中と闘った芸能人は誰がいらっしゃるのかまとめてみた!
闘病記

片麻痺患者の車椅子の正しい漕ぎ方【闘病記㊾】

今日から諸事情で車椅子がチェンジとなった。 約3カ月近く愛乗していた、 とまっティくんともお別れだ。 異変は、 昼前に に起きた。 おしっこをしようと便器に移乗しようと 立った時である。 麻痺側である 左足の足首が左側に 外旋したまま 固ま...
闘病記

片麻痺は日にち薬か【闘病記㊽】

今日は7時間ぐらいぶっ通しで寝られた。 こんなに長時間寝られたのは、 入院生活始まって以来かもしれない。 今日の朝はいつもの眠気が嘘のようにすっきり。 よく眠れたお陰か今日は麻痺している左足が 嘘のように軽い。左手は相変わらずだが。 急性期...
闘病記

私の麻痺患者としての在り方【闘病記㊻】

私は4月4日、脳出血により片麻痺となった。 以降、家に帰れぬまま リハビリ入院生活を始めて ちょうど今日で5カ月目となる。 脳出血の原因は様々だが、 私の場合は日頃の不摂生が大きな原因、  つまり、ある程度自業自得、 自分が招いた結果だと ...
闘病記

無知は大罪【闘病記㊺】

今回の話は、 先日の24時間テレビについての 投稿の続きのような内容です。 まだ見てない方は先に是非。 実はリハビリは、お医者さんの診察と同じ 点数制度。 これについては色々説明したいところだが、 長々となりそうなので省かさせていただく。 ...
回復期

【現役作業療法士さん必見!】指が伸びた【闘病記㊹】

片麻痺患者は、 気をつけて入院生活を過ごさないといけない。 その件については 先日の投稿で詳しくお話させて頂いた。 片麻痺患者は、 腕と指の筋緊張により、 ちょっとしたことで 腕と指が体に引き込むように、 筋肉がガチガチに 固まってしまうの...
回復期

脳卒中で闘病生活が始まった方に至急伝えたいこと【闘病記㊸】

急性期病院での入院生活において、 必ず守っていただきたいこと 脳卒中で倒れて救急車で病院に行ったあとは、 急性期と呼ばれる救急の病院で、 2週間から1ヶ月程度強制入院 することになるが、 もし貴方が半身麻痺など、 運動麻痺が強く残ってしまっ...
回復期

キリンの首はなぜ長い?【闘病記㊷】

今私は脳出血と呼ばれる脳卒中により、 現在リハビリ入院中だが、 その時に発見したことを、 ここで発表させて頂こうかと思う。 リハビリ入院中に、自分の腕が 長くなった ような気がする。 (周りの人に腕が長いですね、 とよく言われる。)ので、 ...
回復期

入院中の男性特有の悩み【闘病記)㊶】

男ならわかるであろう。 朝起きがけに、興奮もしてないのに 息子スティックがワッショーイ する現象で、加齢と共にその頻度は減っていく。 かくいう私も、 入院前はめっぽう減っていた。 というかそんな現象そのもの忘れていた。 何も入院中に復活せん...
回復期

立ちションと二重課題【闘病記(39)】

片麻痺患者は トイレで立って(立ちション) するのが難しい。 だから基本座りション。 足に麻痺があり、 立つこと自体が難しいから、と思われるが、 実はそれだけじゃないよ、というお話。 卒中患者に割と多くみられる 脳障害のひとつで、 二重課題...
回復期

24時間テレビを見て思うこと【闘病記㊲】

自分が片麻痺という障がい者になって、 24時間テレビを見て思う事。 夏の終わりの風物詩として 毎年欠かさず見ていた 感動の押し売り番組 24時間テレビも 今年もギリ放送内でゴールできないまま、 消化不良で幕を閉じた。 サライは、夏に思い出 ...
回復期

リハビリ入院も期間間近になって【闘病記㊱】

リハビリ入院生活ももうすぐ5ヵ月目に。 そろそろ期間も間近だ。 私は脳卒中の中でも 比較的麻痺が強い脳出血なので、 入院期間は大変長い。 周りの戦友達(みんな脳梗塞)は どんどん退院していく。 いったい何回カラオケで 贈る言葉を贈った(歌っ...
回復期

脳卒中と味覚障害【闘病記㉟】

脳卒中で味覚障害になる可能性は? 先日、もしかしたら味覚神経も 麻痺してるかも?! と投稿したが、 本当に味覚障害になってしまったのか 気になって仕方がなかったので、 担当の主治医の先生に、何を食べても 味を感じないことを相談してみた。 私...
回復期

作業療法(OT)の歴史【闘病記㉞】

一度麻痺した手は、二度と動かない? 脳卒中で手が麻痺になってしまっても、 ちゃんとリハビリをさえすれば 再び手が動くようになる、 という考え方は、 実は つい最近 医学的に確立したそうだ。 今やどこのリハビリ病院でも、 麻痺した手が再び動く...
回復期

病院に内緒のバースデーランチ【闘病記㉝】

もうすぐ私の誕生日だ。 リハビリ入院が始まった時、 まさか自分の誕生日までリハビリ生活が 続くとは思わなかった。 せっかくの誕生日だし、 なんか旨いもん食わしたるわ、と、 実家の両親が わざわざ田舎から大阪まで面会に来てくれた。 今日の バ...
回復期

もしインドの人が右手麻痺になったら【闘病記㉜】

作業療法士のリハビリの先生から リハビリ中に聞いた 深イイ話。 「もしインド人が右手麻痺になったら」 インド人は左手を不浄の手とし、 お尻を拭いたりする時に左手を使う。 左手でご飯を食べたり握手したりお金を持ったり 絶対しない。 そこで本題...
回復期

病院食に飽きたなら【闘病記㉛】

入院生活も4ヶ月が過ぎた。 さすがに4ヶ月も同じ生活を続けていると、 色々飽きが出てくる。 もちろん肝心のリハビリも飽きがくる。 その飽きはモチベーションの低下に 繋がる。 他にも食事にも飽きがくる。 入院中はしっかり 朝昼夕と1日3食配給...
回復期

Siriふたたび【闘病記㉚】

4月4日に倒れて、入院生活が始まって以来 、 ずっと使えてなかったネット回線が解禁となった。 スマホは手元にずっとあったが、やり過ぎ防止のため、simカードは抜かれてた。 ようはずっと圏外のままだったのだ。 病院なので、 基本、外のフリーW...
番外編

大阪の病院食の定番【闘病記(番外)】

ネタじゃなくて マジであるんだなぁこれが。 炭水化物定食 「焼きうどん+ご飯」 一応ご飯はいつもより気持ち小盛り 私は食事制限がない普通食をもらってるが、 この炭水化物とご飯の組み合わせは、 わりとよくあるから困る。 でも、入院生活も急性期...
回復期

ヤシマ作戦【闘病記㉙】

新天地へ移ってからも変わらず便秘の日々は続く。 毎日下剤は飲んでるが、 それでも1日一回お通じがあれば御の字。 麻痺になると、日中歩く機会がないので、 腸の動きが弱くなり便秘しやすいんだそう。 そんな中、 朝から珍しく便意があったのでトイレ...
回復期

ボバース法講習会初日から【闘病記㉘】

当日はいつものリハビリの先生と、 今回私の身体を使ってボバース法を学ぶ、 別の2名のリハビリの先生が 私の病室まで迎えにきてくれた。 2名とも関東の病院から、 ボバース法を学ぶためにこられた先生で、 2名とも私よりもちょい年齢が上っぽい。 ...
回復期

リハビリ ボバースアプローチとは【闘病記㉗】

脳出血、左片麻痺の私がわずか半年で歩行できるようになったボバースアプローチとは?
回復期

ナースステーション深夜にて【闘病記㉖】

新天地の回復期病院に転院して、 数日経った、とある晩。 上半身の痒みが酷くて眠れなくて 堪らずナースコール。 薬を塗ってもらった。 (入院中はナースさんに相談すると病院によっては院内の皮膚科から塗り薬を調達してもらえる。) それでも痒みはひ...
回復期

急性期 病院から回復期 病院へ転院【闘病記㉕】

突然他の病院に転院が決まった。 しかも出発は明日のお昼。急にもほどがある。 全然心の準備が出来ない。 4月4日入院生活が始まり1ヵ月ちょい。 長いようで短かったこの病院ともついに おさらばする日が来るとは。 といっても、退院ではなく 引き続...
回復期

生活にかかせない乗り物、車椅子【闘病記(番外)】

リハビリ入院生活において欠かせないもの 4月4日入院以来、 脳内出血患者の私にとって 生活に欠かせない乗り物がある。 それは車イスである。 ↓これが愛車の車椅子とまっティくんだ! OT(作業療法士)の先生に、だいぶカスタマイズされている、 ...
急性期

プンプンかあさんと工場長【闘病記㉖】

プンプンかあさんと工場長は、 私が一般病棟の7階のスタッフさん達で 1番好きなコンビである。 プンプンかあさんことナースのKさんは、 私がリハビリテーション室から 自室に帰った来た時、 あまりに汚い私の机周りを見かねて、 プンプン 怒りなが...
急性期

ナースと療法士のジレンマ【闘病記㉕】

今回のリハビリ入院でふと思うことがある。 リハビリ入院は、 入院しながら、また自分で なんでもできるように 日々リハビリを行う。 リハビリをすればするほど 活動の幅や動作範囲が広がり、 その分転倒などの 危険度が 比例して上がっていく。 入...
急性期

18日ぶりの未読開封【闘病記㉔】

預かってもらっていた、 スマホ(アイポン)がついに戻ってきた。 いい加減 手書きで手記を残すのに限界が出てきたので、 妻にお願いをして、 倒れて以来ずっと触ってなかったスマホを 戻してもらった。 しかしやりすぎ防止のため、 simカードは預...
急性期

リアルクララが立った【闘病記㉓】

リハビリ入院生活も2週間ぐらい過ぎた。 今日は立つ(立位)練習とのこと。 立つ動作に関しては、 動作でもかかせない基本中の基本動作だ。 安定した立位ができないと、ベッドから車椅子、車椅子から便器への移乗など、 生活行動において、安定した立位...
急性期

空前絶後のリハビリ【闘病記㉒】

ハチマキ坊主 サンシャイン山崎を創りし者 シャバ時代(病気前)のとある日、 家でくつろいでいたら、 妻から写真付きのメールが。 本文は、ソックリ!とだけ。 添付の写真を開くと自分の写真だった。 まったく意味が分からなかったが、 その写真は私...
急性期

リハビリ 立位訓練【闘病記㉑】

リハビリ生活も1週間ぐらい過ぎた。 ずっとリハビリを続けているが、 なかなか先生の介助無しでは 立つことができない。 立位介助患者と対面になり、膝折れして転倒しないように、麻痺側の膝を自身の膝で支える。膝ロックともいう。膝ロックしながら腰を...
急性期

病院食のレシピ公開【闘病記⑳】

私が入院した病院は、 食事が美味しいと評判の病院だったようで、 多数の病院で 入退院を繰り返しているおっちゃんも 大絶賛していたり、 ネットのクチコミでも 食事が美味しいというカキコミが チラホラあった。 ↓美味しかった病院食
急性期

らんま1/2【闘病記⑲】

トイレに行きたい時は、 ナースコールを押してナースさんを呼んで トイレに連れて行ってもらう。 排泄中はナースさんは 空気を読んでトイレから去る。 確かに 誰かに見られていると おしっこも うんこも出ない。 相手が異性のナースさんなら な...
急性期

入院中でもお風呂は入れるよ【闘病記⑱】

週2回だけお風呂に入れる。 入れるっていっても、湯舟には浸かれない。 シャワーのみ。 ただし、 独歩ができるようになれば、 湯舟に浸かれるようになる。 独歩とは杖や歩行器、装具を使わず歩行できること。むろん伝え歩きや、セラピストによる歩行介...
急性期

テレビカード【闘病記⑰】

入院中はテレビを見るのにお金がかかる。 よく旅館などで 部屋で有料のビデオを見る時とよく似ている。 入院中はテレビは タダで見るもの という概念が崩れる。 病院によって相場は違いそうだが、 私が入院した病院では 1000円で20時間見れる。...
急性期

リハビリに意味はあるのか?【闘病記⑯】

手術後一週間ぐらい寝たきり状態が続いたが、 この一週間は目の焦点も合わず、 ずっとぼやーっとしていたらしい。 むろん家族でも面会謝絶状態だ。 それだけ脳の手術は大変負担が大きいのだ。 医療用ホッチキスの抜糸も終わり、 状態もだんだん落ち着い...
急性期

最初に面会に来てくれたのは【闘病記⑮】

最初の面会人は、 妻でもなく実家の父母でもなく、 実は弟だった。 しかし現実の世界の 話かどうかはよくわからない。 入院中、これが現実世界なのか夢の世界なのか よくわからないことがたびたびあった。 入院初期 術後のせいか とにかくずっと頭が...
急性期

半側空間無視とは?【闘病記(14)】

私には、手足の麻痺以外に 別の障害があったようだ。 半側空間無視 (はんそくくうかんむし) と 呼ばれる、 脳障害である。 半側空間無視とは (はんそくくうかんむし) この障害は、左側に見えているものが脳が認識しづらい。 左側だけ脳の刺激が...
急性期

急性期病院での入院生活の始まり【闘病記⑬】

4月4日、私は 急性期の病院、5階SCU病棟のベッドに居た。 急性期とは急性期とは、病気が発症したばかりの時期で、容態が変わりやすい期間を急性期と呼び、その期間は、その専門の病院に入院します。 SCU病棟とは私のような緊急で救急車に運ばれ、...
急性期

高血圧性脳出血(被殻出血)発症から入院までの記憶【闘病記⑫】

PCとアイポンの 殺人計画に、 まんまとはまった私は、 暗い事務所で1人、 胎児のようにうずくまって 必死に眠気と戦っていた。 眠気のせいでもうすでに 尿意はどうでも よくなってる。 もうすでに疲れきっていた。 強い眠気が時おり襲っては消え...
急性期

PCとiPhoneのクーデター【闘病記⑪】

は?! もしや!? こいつらオレをころそうとしたのか??? 「こいつらは事務所のWi-Fiで 日夜通信が可能な状態。 なので、私の知らないバックグラウンドで 殺人計画(プログラム)を 行うことができたはず。 こいつら、人が一生懸命 仕事して...
急性期

応えてくれない【闘病記⑩】

どれぐらい時間が経ったのだろう、、。  暗い事務所でひたすら「Hey Siri‼︎」を 叫び続ける私。 しかしなぜか私の Siriさんから返答が一切ない。 この「Hey Sir」機能は、 昔働いていた会社でイタズラにつかわれた。 そのイタズ...
急性期

「ヘイ!シリ!」【闘病記⑨】

そうだ。 私のスマホはiPhone。 ならばHey Sir‼︎機能で 我がアイポンを探そう。 Hey Sir&機能とは 「ヘイ!シリ!」とアイフォン に呼びかけることで アイフォン を声で操作ができる アシスタント機能である。 もうこれに頼...
急性期

近くて遠いトイレ【闘病記⑧】

踏ん張れば踏ん張るほど、 チン先から オシッコが滲み出る。 どうしようもない。 我慢が 出来ない。 だんだんパンツが湿り始めて来た。 股間がしょんべんくさい。 アルコールを摂取すると オシッコが急激に近くなるのが困る。 そしていよいよ我慢の...
闘病記

脳出血は神の試練か運命か

時間は点と点を線で結んで行くように進んでいる。 子供の頃誰しも遊んだ、番号順に点を線で結んでいき最終的に絵になるやつと同じ。点は人生の出来事、いわば時間軸。 大きいことから小さいことまで。内容は様々。 良いこともあれば悪いこともある。   その“点”は神様が作ったわけでもなく、 ましてや他人でもないし自分自身でもない。 ただの辻褄合わせ。
急性期

爆発しそうになった、ある欲望【闘病記⑥】

食事が終わったらお薬の時間だと彼女がいう。 頭痛薬を飲むのかな。 手術のせいか傷口あたりとこめかみが痛い。 死ぬほど痛いわけではないが 頭がずっと、 二日酔いみたいに ズキズキしている。 そもそも自身が偏頭痛持ちなので この頭痛は手術のせい...
急性期

初めての病院食【闘病記⑤】

記念すべき初入院の朝食は、 おかゆと小皿でおかずが2品あった。 主食はパンではなかった。 プレートの上に印刷された メモ紙が置いてある。
急性期

今何時か分からなかったので【闘病記④】

倒れてから2日目の朝、 またしても尿意と陽射しで目がさめる。 アラームは不要だ。 この部屋に他に誰かいるか分からなかったから、 怖くてアラームなんぞ怖くてセットできない。 もしいつものめざまし音、 ピタゴラスイッチのOPテーマ曲が、けたたましい音量で鳴りようもんならはた迷惑きわまりない。
急性期

人生初の尿瓶でオシッコ【闘病記③】

私37年間生きてきて 生まれて初めての尿瓶による排尿である。 ちゃんと出来るかな? しかも尿瓶をあてがってくれるのは 綺麗な女性。 おそらく私よりかなり歳下であろう。
急性期

人生初ナースコール【闘病記②】

ものすごくオシッコがしたかった。 だいたい起きた時に尿意があるのは いつもと同じ。 いつもと違うのは、 トイレがどこにあるか分からない。 そもそもあるかどうかすらも分からない。   もう膀胱がヤバイ。 事務所で倒れてオシッコが漏れそうだった事を思い出した。 ここで今、 自分がトランクスでは無く オムツをしていることに気がつき ちょっと安心。 さらに透明のチューブの様なものがチン先に刺さっており 尿が少し漏れる度に尿道に ちょい痛みとともに尿が管を通って行く。 尿は少しづつ常に排尿されているようだ。しかし  今ものすごくオシッコがしたい。  だが、尿道に管が刺さっているし、一体どうすればいいか困った。 膀胱は限界に来ていたが 闇雲にこのオムツに排尿をするわけにもいかず 尿量が異常に多い私はこのオムツをまったく信用していなかった。 さらにこのチン先の管を勝手に外しても良いものなのか分からなかった。 管を刺したまま漏らすわけにもいかないし。 今オシッコを開放しようものなら ベッド上が大惨事間違いなしと焦った。 また尿意との戦いである。 神は何が面白くて排尿という面倒くさい機能をもたせたのか。 とか考えているうちに ふとあることに気がつく。 もしここが病棟のベッドならどこかに ナースコールという 押せばナースさんがいつでも助けに来てくれるボタンがあったはずだ
急性期

脳出血の発症はある日突然に【闘病記①】

4月3日水曜日 忘れもしない、私が倒れた日だ。 そして家族4人でUSJに行く前日だ。 その日の朝はいつものくそ忙しい朝と違い、 子供達はまだまだ春休みを満喫中。 おかげでこっちは朝ゆっくり寝ていられる。 しかしいつもの土日といい、 子供はな...
急性期

【頭痛酷い方必見】脳卒中、脳出血の前兆は○週間前に【プロローグ】

前兆は一週間ぐらい前から現れていた。 突然目がおかしくなったのか、近くの物が見づらい。 スマホの画面が二重にぼやけて両目の焦点が合わない、 左目にずっと黒いもやのようなものがかかってるような気がして視界が悪くなった。 最初は飛蚊症みたいな眼の病気になったのかと思った。