リハビリ入院生活も2週間ぐらい過ぎた。
今日は立つ(立位)練習とのこと。
立つ動作に関しては、
動作でもかかせない基本中の基本動作だ。
安定した立位ができないと、ベッドから車椅子、車椅子から便器への移乗など、
生活行動において、安定した立位は、
とっても重要な動作となる。
だがしかし、
ただ立つだけなのに
とっても難しい。
リハビリ開始直後から、
生の動作介助(トランス)とともに
座る立つの動作を繰り返す。
リハビリの先生曰く、膝に力を入れながら
両足の裏の重心を
爪先からかかとに移しながら、
やや前かがみに、
お尻が軽くなるのを感じたら
左足かかとを踏ん張って背を伸ばす。
こうすると立てるそうだ。
何回も何回も繰り返す。
この立つリハビリは来る日も来る日も行った。
そしてついに自分の力だけで
立つことができた。
立ったあとは先生の補助ありきだが、
立ったままを維持。
オシッコが漏れそうなのに、
立つことが一切できずに
数歩先にある
目の前のトイレに行けず
悔しくて苦しかった
あの日。
それからついに立つ事が出来たのである。
4月4日のあの日を思い出して、
リハビリ中なのに
立ったまま
思わず
泣いてしまった。
リアル
クララが立ったである。
はたから見たら、
ハチマキした
坊主のおっさんが
立っているだけ。
ハイジの感動の名シーンではあるが
昔は何回見ても
感動して泣くことは無かったが、
今後は
ハンカチなしでは
絶対見れ無いと思う。
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