空前絶後のリハビリ【闘病記㉒】

急性期


ハチマキ坊主
サンシャイン山崎を創りし者

シャバ時代(病気前)のとある日、
家でくつろいでいたら、

妻から写真付きのメールが。

本文は、ソックリ!とだけ。

添付の写真を開くと自分の写真だった。

まったく意味が分からなかったが、

その写真は私ではなく

サンシャイン池崎が
自身のブログで使用した
自撮りの写真だった。

 
 
妻は遠くの方でフガフガ笑っていた。

しかし自分でも
気持ち悪いぐらい
似てると思った。

それから彼のテレビの露出アップと共に
たびたびまわりに指摘されるようになった。
 
 
 入院生活も少し慣れてきたころだった。

いつかナースさんか誰かに
サンシャイン似のことを
突っ込まれるだろうなあと
ドキドキしながら過ごしていたら、

案の定突っ込んできたひとがいた。
 
 
急性期時代のリハビリの先生である
PT(理学療法士)の
Y先生
である。
 
 
彼は私を
よりサンシャインに
寄せていくぞ
ということで
ハチマキすることを提案。

首にかけていたタオルを
ねじり始め、

頭に巻いてくれた。

触れられれば
サンシャイン池崎のギャグも
する様になった。
 
 
私はおもちゃではなーい。

こうしてY先生の悪ノリにせいで
サンシャイン山崎が
出来上がってしまった。

ハチマキ坊主の誕生である。

とりあえずこのスタイルは
リハビリ入院が終わるまで
続けようと思う。

なんだか気合いが入る気がするし。
 
 

 しかし病院内では、
奇人を見る様な目で
みられるし、
面会にきてくれた人には、
ついに頭がおかしくなった的な
扱いを受けるし、、、

 
 
これも全てY先生の悪ノリが原因である。

鉢巻坊主のリハビリブログは
ここからスタートした。
 
 
肝心の本人は、私を見て、
たこ焼き屋台で
たこ焼き頭のテキ屋のにーちゃんと言って、

一人でケタケタ笑ってるから
どうしようもない。

ちなみにY生先生は
自分のことを
ディカプリオと
勘違いしてしている
変り者だが、

 
 

本人は成宮寛貴にソックリのイケメン。

しかもムキムキ。

私が女なら絶対惚れているだろう。
 
 
そんな彼だが、
面会に来た
うちの5歳の娘を見て一目惚れしてしまった
変態さんだった!

 
 
なぜか将来
結婚することになっている。
そう、
将来彼は義理の息子となるのだ!
 
 
もう一生リハビリに困らない!
 
 


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