生活にかかせない乗り物、車椅子【闘病記(番外)】

回復期


リハビリ入院生活において欠かせないもの
 
 
4月4日入院以来、
 
 
脳内出血患者の私にとって
生活に欠かせない乗り物がある。
 
 
それは車イスである。

↓これが愛車の車椅子とまっティくんだ!
とまっティ
 
 
OT(作業療法士)の先生に、だいぶカスタマイズされている、

通称ハウルの動く城だ!
 
 
↓以外と知られていない車椅子ブレーキ。

 
 
左右に存在し、患者自身が行う。
立つ時には絶対欠かせない。
 
 
これが乗り始めは中々癖付けできない。

車椅子は、言わば私の足代わりだ。

寝ている時以外はほぼ毎日乗っている。
 
 
麻痺患者は、立ったり座ったり
頻繁にすることがないので、

基本は車いすに座位ベースで、
トイレの便器や病室のベッドに移乗をする。

入院初期は、勝手に車いすから
他への移乗は単独でしてはいけない。
 
 
転倒の危険があるため、

基本はナースコールで看護師さんを都度呼んで
移乗介助をお願いする。
 
 
そもそも入院初期は麻痺患者は、

他に移乗できるほど身体が動かない。
 
 
麻痺患者に自由はない。
 
 
看護師がいないとただの
ポンコツだ。
 
 
入院前がどんなに立場がえらい人間でも、

リハビリ入院中は
ナースさんの支配下におかれる。
 
 
一回り以上の年下の女性(たまに男性)が
突然上司となるのだ。

人によっては大変屈辱的な
立場逆転
に感じるだろう。
 
 

たまに新米患者さんで、常に
 
 
「おい!おい!」

 
 
偉そうにブチギレているおっさんがいる。

高次脳機能障害と呼ばれる
脳障害の人は仕方ないが、
(そこはちゃんと配慮してくれる)
 
 
ただの偉そうにしているオッサンもいる。
そんなわがままオヤジは
看護師さんに相手してくれない。
 
 
勝手に小便漏らしてどうぞである。
 
 
若い女性看護師に、
汚いものでも
見るような顔
で、
お漏らししたボトボトのリハビリパンツを
取り替えてくれるだろう。
 
 
そういうプレイが
好きな変態さんには
天国のような
世界であるが

 
 

でもご安心を!

頑張ってリハビリをして、
看護師さんから
自立という名の安心<

勝ち取れば
 
 
ドヤ顔で、病棟内を
好き放題
できる。
 
 
自分の努力で徐々に自由が広がっていく世界。
 
 
それがリハビリ入院だ。

 
 


Pocket
LINEで送る

コメント

タイトルとURLをコピーしました