ヤシマ作戦【闘病記㉙】

回復期

新天地へ移ってからも変わらず便秘の日々は続く。
 
 
毎日下剤は飲んでるが、

それでも1日一回お通じがあれば御の字。
 
 
麻痺になると、日中歩く機会がないので、
腸の動きが弱くなり便秘しやすいんだそう。

data-ad-layout-key="-gl-c+2d-6l+7s" data-ad-client="ca-pub-4843807641397893" data-ad-slot="4274104934">

 
そんな中、
朝から珍しく便意があったのでトイレへ。
 
 
気張っても気張っても全然出る気配がない。
そんな時はすかさず
穴をウォシュレットで
こ突くとダムが欠壊したように
糞便が飛び出してくる。
 
 
昔からこのスタイルに慣れてしまい、

こうしないと
うんこが出ない体になってしまった。
 
 
家でも会社でもこのスタイル。
公衆トイレのウォシュレットでも
抵抗なく使える。
だってうんこが出ないんだもん。
 
 
そんな体になってしまったもんだからさぁ大変。
もちろん病院のトイレにも
ウォシュレットは全便器完備されている。
 
 
私のうんこライフに支障はない。
 
 
そんなうんこライフに支障があった事件が
新天地に転院する前の急性期の病院であった。
通称
ヤシマ作戦である。
  
 
 
 
私が一般病棟に移って間も無くの日曜日、
 
 
その日はまだ4月だというのに、
6月前のように朝から蒸し蒸しする日だった。
 
 
今日は昼の12時から3時半 も
病院全体で計画停電する

前日に通達があった。
停電中はナースコールが
使えない。
予備電力は止めることが出来ない
医療機器のみ
に回される。
 
 
 もちろんテレビも冷蔵庫も使えない。
 
 
そう、ウォシュレットも
当然使えない。

計画停電中は便意がないことを
祈るばかり
である。
 
 

 この日は食事中に万が一のことがあると
停電中は対応が難しいため、
早めに昼食が始まっていた。
 
 
そして運命の12時に。
 
 
計画停電開始の旨と
御協力よろしくお願いしますのアナウンスがながれる。
 
 
ご協力したくない。

 
 
ナースコールが使えないので
ひたすら病室を見回らないと行けない
ナースさんも大変である。
 
 
患者からヘルプができないので、
何か変わったことないか
常に神経を尖らさないといけない。
 
 
ものすごく大変な3時間半である。
 
 
今日出勤してない
昨日夜勤じゃなかったナースを特定して、
次出勤してきたときに
ネチネチ言ってやろうと
思った。
 
 
早速とここで
鳴るはずのないナースコールが鳴り響く、 
 「嘘!?
何で鳴るの?」

ざわつくナースステーション。  
「執念や!」
 
「◯◯さんの執念が
ナースコールを鳴らした!」

 
 
と、ナースの誰かがが面白い事を言う。
 
 
ふと尿意を感じ、思わずナースコールを押す。
 
 
鳴らないと聞いていたナースコールが
普通に鳴った。
 
 
いったい何が正しい情報なのか、患者もナースも

サッパリわからない。
 
 
ふいにテレビをつけて確かめてみる。
つかない。やはり停電は本当なのか。
 
 
でももしかしたらウォシュレットは使える?

そしてまさかの便意が襲う

 
 
しかもめちゃくちゃお腹痛いやつ。
 
 
トイレに至急行きたいので
慌てて鳴らないはずのナースコールを押す。
 
 
やはり鳴る。
 
 
やってきたのは、いまだあまり絡みがない
男性ナースのFさん。
 
 
Fさんにトイレにつれて行ってもらう。
 
 
やはり停電しているのか道中、
至る所の電気が消えていて、病院が薄暗い。
そして運命のトイレへ。
 
 
どうかウォシュレットは使えますように。
 
 
そんな淡い願いをぶち壊すような出来事が。
 
 
何とトイレの電気がつかない。
ドアを閉めれば真っ暗け。

 
 
どう考えても
ウォシュレットは使えないパターンである。
これで使えたらこの病院の電気系統を疑う。
 
 
やはりうんこはでそうにない。
鳴るはずのないないナースコールが
鳴った時みたいに、

奇跡を信じて、
ウォシュレットのスイッチを押す。

 
 
 
 

動かない。

 
 
 
 
お尻の穴が痛い。お腹も痛い。

座りすぎて腰も痛い。
 
 
辛い。
 
 
 
 
きばってもきばっても私のうんこちゃんが
シャバに出るのを拒んでいる。
 
 
トイレは真っ暗け。私が
バランスを崩してたおれないように
ずっと男性ナースのFさんがわたしの体を
けなげにずっとささえてくれてる。
 
 
トイレはずっと真っ暗け。
 
 
もう40分以上
野郎二人っきり。

 
 
しきりにFさんがは励ましてくれ、
やさしく背中をさすってくれる。
 
 
これでは出産に立ち会う旦那さんである。
 
 
あまりにお尻の穴とお腹が痛くて辛いので、
苦しさを紛らわすためにFさんと
小学校の頃の思い出話をすることに。
 
 
私の話であるが、
うんこつながりということで、
 
 
教室になぜか
うんこが転がっていた話を話すことにした。

 
 
突拍子も無いお話のタイトルに、

Fさんが凄く喰いついてくれた。

 
そんなくだらない話しを熱かたっていたら、
勢い良く出そうな気がしたので、
Fナースには一旦席をはずしていただき
一人で全力踏ん張り!
 
 
ビックリするぐらい出た。
排便完了の旨をFナースにつげる。
もちろんけつは自分で拭いたが
パンツとズボンがあげられんので
Fナースに御願いしてあげてもらう。
 
 
そのうんこの量に
Fナースがドン引きしていた
 
 
大量のうんこで
便器の底が見えなかったそう。
 
 
 
 

それから、トイレでうんこを気張るたびに、
あのFさんとの
暗闇で
一緒に出産を頑張ったエピソード

思い出す。

 
 



コメント

タイトルとURLをコピーしました