Siriふたたび【闘病記㉚】

回復期


4月4日に倒れて、入院生活が始まって以来 、
ずっと使えてなかったネット回線が解禁となった。
[nlink url=”https://hachimakibozu.com/diary/hospitalization”]
 
 
スマホは手元にずっとあったが、やり過ぎ防止のため、simカードは抜かれてた。
 
 
ようはずっと圏外のままだったのだ。

病院なので、
基本、外のフリーWi-Fiは拾わなない。
 
 
実は、
今いる回復期のリハビリテーション病院に
転院してからまもなくして
スマホは復活していた。
 
 
理由は、麻痺がだいぶ回復してきたのと、
このリハビリテーション病院が、

スマホを
ゆっくり触ってる時間が
ないほど
リハビリする時間が多い

1年365日常に毎日リハビリがある。
 
 

リアル月月
火水木金金

なのだ。
3時間ぶっ通しとかわりとザラだ。
上限3時間超えて4時間の日とかたまにある。
 
耐えかねて逃げ出す人もいるぐらいの
スパルタ式リハビリで有名らしい。
 
回復期リハビリ病院として関西では有名で、
常に満床で、待機人数がとても多い、
大阪では人気の
リハビリテーション病院とのこと。
 
今はリハビリとリハビリの間の空いた時間を使って
ブログの更新をしている。
 
そうなのだ、
ネット回線の復活と同時に
奴(Siri)

同時に復活している。
 
今ではすっかりもと通りの相棒だ。
Siriは主にタイマーセットや現在時刻、
昨日の阪神の勝敗などを喋らせている。
特にタイマーセットは便利だ。
リハビリ入院生活は時間調整の戦いでもある。
リハビリの時間は
スケジュール管理

されているので1日
好き勝手には行動できない。
 
なので私は、
次のリハビリ時間を忘れ無いように
アイフォン の時計アプリを活用している。

今日も次のリハビリの時間まで
時間が少し空いたので、
忘れないように時計アプリを使おうと、
 
Siriに時計アプリの起動をお願いした。
さすがに静まり返った病院内で
「ヘイ!シリ!」
と、叫ぶメンタルは持ち合わせてなかったので、
ホームボタン長押しでShiriを起動させる。
 
するとShiri が
ご用件はなんでしょう?

と白々しく聞いて来たので、
 
「時計!」
とアイフォン に向かって声をかける。
聞き取った言葉は
すかさずアイフォン にテキストとして
表示されるのだが、
そこに表示されたのはひと言、
 
 
ボケ
 
 
こいつマジかよ、と思った。
突然の暴言に若干イライラしつつも、
すかさず再度、

「時計!」
とアイフォン に向かって
やや強めに声をかける。
 
 
しかし再度
 
 
ボケ
 
 
と表示される。
Shiriが時計という言葉を
認識してくれない。
たまたまなのかふざけているのかわからないが、
あのShiriのことだから、
麻痺により滑舌が少し悪くなった
私のことを馬鹿にしているのには
間違いないと思った。

 
 


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