24時間テレビを見て思うこと【闘病記㊲】

回復期

自分が片麻痺という障がい者になって、
24時間テレビを見て思う事。
夏の終わりの風物詩として
毎年欠かさず見ていた
感動の押し売り番組

24時間テレビ

 
今年もギリ放送内でゴールできないまま、
消化不良で幕を閉じた。

サライは、夏に思い出
作れなかった人への
鎮魂歌

 
 

色々複雑な気持ち
リハビリとリハビリの合間に
視聴した。
 
 

その気持ちについては、
このブログの基本にしている、
『片麻痺オッサンの苦難の
リハビリ闘病記』
を、
ぶち壊してしまう恐れ
があるので、
あえてここで語らない。詳細は、
24時間テレビを見ながら、
 
バカみたいに
つぶやいた、Twitterの
タイムライン

見て頂きたい。
 
 
今年も、障がい者見世物番組として
安定のクオリティ

だったが、
見ててひとつだけ気になった事
があったので、
 
 
どうしてもそれを、皆様に伝えたくて投稿した。
 
自分が片麻痺という
障がい者になって、

 
今いるリハビリテーション病院に
リハビリ入院
したからこそ感じた、

 
この
悶々とした
気持ち

 
 

どうしても
 
 

伝えたい。
 

24時間テレビでは、
障がいを持った方々の
エピソードなどが
いっぱい紹介されたが、
案の定、麻痺感患者も
たくさん登場した。

危く私も24時間テレビに
出るところであった。
 
 

私の場合はどんな企画がいいかな。
 
 

視聴者さんに、
 
感動と勇気を
与えられる
チャレンジ
がいいな。

 
 

うーん、と

 
 

『左手で

 

息子スティック

 
振りたい!

 
 

片麻痺38歳 、

 

深夜の挑戦』
 

ゲストは黒木華でお願いします。

 
 

 
 

一生オファー
なさそうだ。

 

私が伝えたいことは、
こんなソフトオンデマンドのような
企画の話ではない。
 
片麻痺が障害として残る脳疾患は、
実はとても身近なもので、
明日は我が身

と、心構えておいて欲しい。
 
私が伝えたいのはこれでもない。
 
24時間テレビに出演したたくさんの片麻痺さん、
どちらかというと成人よりも
未成年が多かった。

 
そりゃオッサンの片麻痺なんぞ
そこら中にゴロゴロいるさかいに、
そんな、オヤジを
改めて
紹介したところで、
何の感動も
生まれない。

日頃の不摂生が原因で脳卒中を起こした
自業自得患者の方が多い。
感動とはほど遠いオッサンがほとんどだ。
 
だから私達のような片麻痺オヤジは、
比較的健常者目線で24時間テレビを
見ていた人も多かっただろう。
 
で、そんな私だからこそ、
気になったこと。
 
テレビで紹介されていた片麻痺患者は、
なんだか
自分の麻痺を
受け止め、
障がいを
受け入れてしまって
いる人ばかり。
 
「麻痺の疾患
あるけど、
負けずに
頑張ろう!」

という方ばっかりだった。
 
本人も患者を支えている家族も。
 
 

そんな人達や、何気無く視聴されていた
皆さんに、声を大きくして伝えたい!
 
 

麻痺した
手足は、
また動くんよ!

 
 

特に、麻痺した手がリハビリで動くようになる、と立証されたのがここ最近なので、
実は知らない人も多いだろう。
 
リハビリ病院でさえ、未だ化石のような
無意味なリハビリ

施している施設も多いと聞く。
 
もしかしたら「もう2度と動きません」と
主治医やリハビリの先生に言われ、
 
今頑張って利き手交換しかしていない方も
おられるかもしれない。
 
 

それは、
 
大きな
 
間違いだ。
 
 

脳卒中、脳性麻痺は、
きちんとした
リハビリを頑張れば、
また動くように
なるのに。

 
それが成人ならいい。このリハビリ病院のリハビリ
あんまりやぞ、と気付いて
自分の意思で辞めたり
病院変えたり出来る。
 
でも小さな子どもはそうはいかない。
 
もう我が子の麻痺は
どうしようもない、
と思って
リハビリを諦めてしまっている親御さんが
この世界にいっぱいいそうで、
テレビを観ながら悶々としていた。
 
もちろん日々辛いリハビリを頑張っている
お子様もたくさんおられるだろう。
 
 
そうなのだ。
実際片麻痺患者の私が言うのだから
これ以上の説得力は無いだろう。


 
 

麻痺はまた動く

 
 

絶対に

 


動く

 
 

脳卒中による片麻痺は 、
リハビリで治る障害。
 
もしあなたの周りに現在麻痺と戦っている方が
おられれば、
 
この
リハビリ闘病ブログの存在を、

 
是非伝えて欲しい。

 
 


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