人生初ナースコール【闘病記②】

急性期

昨日の夜倒れた時に
  
「明日USJ行くのはもう無理だこりゃ」
 
 
と悟っていたので

目醒めた朝は、
  
あ、そういえば病院に入院しているんだった。
  
と冷静だった。

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ものすごくオシッコがしたかった。
 
だいたい起きた時に尿意があるのは

いつもと同じ。
 
 
いつもと違うのは、

トイレがどこにあるか分からない。

そもそもあるかどうかすらも分からない。
 
もう膀胱がヤバイ。
事務所で倒れてオシッコが漏れそうだった事を思い出した。
 
ここで今、

自分がトランクスでは無く

オムツをしていることに気がつき

ちょっと安心。
 
さらに透明のチューブの様なものがチン先に刺さっており

尿が少し漏れる度に尿道に

ちょい痛みとともに尿が管を通って行く。

尿は少しづつ常に排尿されているようだ。しかし
 今ものすごくオシッコがしたい。
 だが、尿道に管が刺さっているし、一体どうすればいいか困った。

膀胱は限界に来ていたが

闇雲にこのオムツに排尿をするわけにもいかず

尿量が異常に多い私はこのオムツをまったく信用していなかった。

さらにこのチン先の管を勝手に外しても良いものなのか分からなかった。

管を刺したまま漏らすわけにもいかないし。


今オシッコを開放しようものなら

ベッド上が大惨事間違いなしと焦った。

また尿意との戦いである。

神は何が面白くて排尿という面倒くさい機能をもたせたのか。

とか考えているうちに

ふとあることに気がつく。

もしここが病棟のベッドならどこかに
ナースコールという

押せばナースさんがいつでも助けに来てくれるボタンがあったはずだ

と今回初入院の私でも

それぐらいは分かる。

膀胱限界まであとわずかのところ

ナースコールとやらを右手で必死に探すが無い。

頭を必死で上げてキョロキョロ辺りを見回すがそれらき物は見当たらない。

なぜか左手は動かない。

 そもそも存在しているかどうか怪しいレベル。

それぐらい感覚が無い。

 しびれ?まったく役に立たない。

 そういえば昨晩、手術後、病院の先生から

脳の出血の障害により左半身に麻痺が残った云々の話を妻と聞いたような気がしたのを思い出した。

とりあえず動く右手を使って

ひたすら探し続ける。

そしておそらくナースコールであろう物体が

ベッドの柵にぶら下がっているのを発見。
↓実際のナースコール

距離はそんなにない。

手を伸ばせば届く距離だ。

右手を伸ばしてナースコールであろうスイッチをゲット。

形状は手に収まる小さな筒型でミサイルの発射スイッチえをイメージしてもらえるとわかりやすい。

親指で押すタイプだ。

膀胱は限界。

藁をもすがる思いでドキドキしながら押してみた。
どこか遠くの方で音楽が流れる。

聞いたことがあるメロディだ。

そう、これは小学生の時音楽の授業で習ったバッハのメヌエットだ。

次いでアラームとランプが点灯。

どこかの部屋でけたたましいいアラームが鳴る。

これで看護師さんが来るのかなとドキドキ。
  
 最初に現れたのは

私の今日の担当の看護師のSさん。

ピンクのカーデガンがよく似合うキレイな女性だ。

そのナースさんに

今オシッコが漏れそうなことを必死で伝えると、

「はーい」という返答とともに

彼女の右手には何やら半透明の筒状の物が。
そうである。

尿瓶と呼ばれる

どこでもトイレである。

 
 



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