ブレイクスルーテクノロジーコースレポート⑪【番外】 - ハチマキさんの脳卒中リハビリ闘病ブログ

参加すれば洗脳される？
謎の自己啓発セミナーに、
三日三晩参加されられた話の続き。
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ブレークスルーテクノロジーコース２日目（土）午前
BSTコース5セッション目

昨日の宿題の手紙を
隣の人と朗読し合う
ことになった。

万が一読まれることを想定して
しっかり書き込んできて正解だった。
そのせいで寝不足だが。

私の相手は昨日の女性二人でもなく、
スーツリーマンさんでもなく、
また別のスーツリーマンさん。

年齢は私と同じっぽい。
私はベタに妻宛に書いた。

書いた内容はすっかり忘れてしまったが、
いつもありがとう、これからもよろしく的な
内容だったと思う。
相手のスーツリーマンさんも同じく
自分の妻宛で、手紙の内容も
似たような感じだったが
向こうの方がやや文才が上で、自分より
頭が良いのがよくわかった。
お互い照れながら読みあった。

なんだこりゃ^^;

よく手紙は夜中に書くなと
言われるが、
私の手紙はそんなこと一切関係ない、

まるで気持ちが一切こもっていない
ゴミの
ような手紙
だった。

謎の朗読会が終わったあと、
即効でガムの包み紙にした。

朗読会後は１日目と同じように
ただひたすら壇上の講師の女性の話を
ただひたすら聞いてるだけ。

だが、とある女性のシェアにより会場の雰囲気が
おかしくなり始める。

女性が挙手をして
自分の気持ちをシェアしたのだが、
喋っている途中で、
感極まったのか突然泣きだしたのだ。

内容は、その方の離婚した時の経験を絡めた
意見だったと思う。
講師の女性がよく頑張って
シェアしてくれましたと
割れんばかりの拍手を贈る。

そこからどんどん会場のボルテージは
上がっていき、挙手が殺到。
みんな自分が抱えてる悩みの暴露合戦となる。
シェア中はみな号泣。
聴いてる人まで泣く人続出。
講師の女性も目頭を熱くさせながら
ひたすら賞賛をおくり続ける。

なんだ
こいつら^^;

自分以外は感動の渦。
感極まるほど自分が真剣に
人と向き合っていないと思わされた。
みんな人間関係で苦労してるんだね、と
冷めた目で講師の話や周りの意見を
聞いていた。

やはり自分はコースに参加する意味が
全くないと思った。

あまりにも

お気楽に生きてる自分と

周りとのギャップに、

自分はここにいるべき人間じゃない、と

申し訳なくなった。

それから私は、
このコースに
まったく
興味が無くなった。
楽しみにしてた洗脳も
全くされる気配もない。

私はみんなのように
人生にまったく悩みがない。

私は

なんで

ここにいるんだろう。

お昼になった。

今日はグループで外にランチしに行くという。
各６人ぐらいのチームに分かれて
近所のレストランに行くらしい。

チームのメンバーは予め決まってたようだ。
チームの代表みたいな人が名簿を確認しながら
人を集める。

私のチームは若い人が比較的多かった。

わーい楽しみだ。

私のチームは中華を食べにいくようだ。

予約はランドマーク側で既に取ってある、
とのこと。

会場の近くのレストランに席を移す。

なかなかおシャンティな中華屋さんだ。

この辺は超ビジネス街なので、
いかにOLさんにウケるかどうかが
生きのこれるかどうかの鍵となる。
ただメシがうまけりゃ
いいもんじゃない。
SNS映えするかどうかが重要なポイントだ。

ランチ中もみんな自分の悩みをシェアしたり、
このコースに参加して良かったね、
みたいな話をしている。
私は悩みとは無縁過ぎて自分だけ場違い感が
ただひたすら辛かった。
自分はみんなのように人生語りが出来ない。
一番悩んでいることが、
社長と

ランドマークを
引き離したい、
という悩みだからシェアのしようがない。

そもそもそれ目的でコースに参加したので
いかに講師が精神攻撃してこようが、
私は洗脳されようがないし
まったく心が揺さぶられない。

ブレークスルーテクノロジーコースは、

受講料15万を払ってでも
解決したい悩みがあるほどの

人生経験豊富な大人が
受講するコースなんだと思う。

でもせっかくここまできたのだから
最後まで参加してみよう。もしかしたら
何か凄いことが
待ち受けている可能性あるし。

まるで映画のエンドロール後のオマケに期待して、
見ても仕方がない、
下から上に流れていく文字をただぼーっと
眺めて待つような気分。

本当に