ガイドのお姉さん曰く、
実弾射撃場が近くにあり、
観光客をよく案内しているという。
私は「行きたいです！撃ちたいです！」と
即答。
妹も目をキラキラさせながら
「撃ちたーい」とはしゃいだ。
どんな兄妹やねん^^;
早速射撃場に向かう３人。
まさか韓国で
本物の銃が撃てるとは、、、。
青天のへきれきとはまさにこのこと。
射撃場は釜山の市街地の中心の
ビルの中にあった。
屋内射撃場だ。
階段を登って２階へ。射撃場はジムのような
明るい雰囲気だった。
軍人ぽい雰囲気の若めのインストラクターが
出迎えてくれる。
もう一人は40代ぐらい。
この人がオーナーさんかな？
「アニョハセヨ～」
ガイドのお姉さんが韓国語で
ゴニョゴニョ何かを伝える。
何を話しているかはわからなかったが、
当時妹が未成年だったので、
撃てるか？的な確認だったようだ。
問題ないようだ。
私達３人はソファーに座り、
インストラクターの説明を聞く。
細かい注意事項は覚えていないが、
得点が高いと景品が貰える、とのこと。
一通り説明が終わったあと、実際撃つ銃を
選ぶことに。
これがまた結構高額。
銃によって価格はバラバラだったが、
5～6発でだいたい4000円とかそんな感じ。
妹と二人で一瞬焦ったが、今朝、
おじいちゃんからお土産代にと
もらったお小遣い1万円があったから、
怖いものなしだった。
罰当たりな使い方をする我々^^;
銃の種類は様々だった。
マシンガンやショットガンもあったが
今日は無理だったようだ。残念。
私はお得なセットにした。
単品で色々選ぶよりお得らしい。
私はルパンセットにした。
（日本語でそう書いてあった。）
セット価格は１万２千円
だったような気がするが、
足りない分は自分のお小遣いを足した。
本物の銃を撃つ機会なんぞ
そうそうないと思ったので
かなり大盤振る舞い
してしまった。
後悔はしていない。
で、その気になるルパンセットであるが、
ルパン、次元、銭形のとっつぁんの
愛用銃が撃てるらしい。
妹は、女性が撃ちやすい銃を単品でチョイスした。
妹と２人、シューティングレンジへ。
屋内なのに広い。映画でよくみた光景だ。
ヘッドホンタイプの耳栓とゴーグルを装着する。
最初は私から。
インストラクターから銃が手渡される。
１種類目は銭形警部の愛銃
Sam Lisker – File:Colt_Model_of_1911_U.S._Army_b.jpg, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
【コルトM1911】
マガジンは装填済みで手渡された。
初めての銃は、ずっしりと冷たかった。
引き金を引けば撃てる状態だ。
自分でコッキングしてみたかったけど、
駄目なルールみたい。
銃は鎖で繋がれており、あまり
自由には動かせない。
インストラクターの
目つきが変わる。
それはそうだ。
今私が手に持っているのは本物の拳銃だ。
人を簡単に殺せる武器。
インストラクターが銃のロックを外す。
あとは前方の的に銃を向けて引き金を引くだけ。
ドキドキ。
足がガクガク震えだす。
まるで生まれたての子鹿のよう。
ぱんっ！
乾いた音がなり、銃が上に跳ね上がる。
次いで、チン！と、
薬莢が床に落ちる音。
妹が、おー！スゲー！と拍手する。
的に命中したか分からないが、
とにかく初めて銃を撃った。
想像しているほど強い反動はなかった。
残りの弾をテンポよく打ち尽くす。
撃った瞬間はどうしても目を瞑ってしまう。
銃を撃つときは絶対目は瞑っては
いけないのが鉄則なのに。
絶対無理だ。
前方の的がレーンを伝ってこっちにやってくる。
一発は真ん中を撃ち抜いており、あとは
全て中央外だった。
意外と狙ったところを撃つのは難しかった。
ムスカすげーな。と
心の中で思った。
私ならシータの額撃ち抜いているぞ^^;
次に撃つのはルパンファン涙モノの
Askild Antonsen – Walther P38, CC 表示 2.0, リンクによる
【ワルサーP38】
インストラクターから手渡される。
おおー！本物だー！スゲー！
アニメで見たよりずっとシャープで
大きくて冷たい。
狙いを定め引き金を引く。
ぱんっ！
反動はさっきとそんなに変わらない。
全弾撃ち尽くす。
今度はどうかな？
一発も中央に命中していない。
難しい。
よく映画で、人質をとった犯人だけを
撃つシーンがあるが、
実際は不可能。と
思った。
そして！私の最後の銃であるが、
次元大介の愛用中、
そして、世界一のパワーを
誇る.357マグナム弾をぶっ放せる
唯一大型拳銃、
Junglecat – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
【S&W M686】
インストラクターから
撃鉄を起こした状態で手渡される。
クッソ重たい。
鉄アレイでも持たされたような重量。
片手では絶対撃てない。
インストラクターから、
反動が凄いので
両手でしっかり持って、
絶対に目を開けて撃ってください！と
警告をうける。
超怖ぇ
弾だってリップクリームぐらいある。
こんなもん人体にあたった日にゃ、
粉々に砕ける。
緊張しつつも銃を構える。
もう慣れてきた。
ﾄﾞｷﾄﾞｷ
どん！
銃の跳躍がえげつない。
手元で爆発したような衝撃。
こんなん片手で撃てるわけがない。
インストラクターさんがしっかり銃を持ってと言った意味が分かった。
全弾撃ち尽くす。
しかし
中央どころか
的に一発もあたっていない。
映画のようにはいかない。
悔しい、というより
怖かった。
でも
今まで感じたことがことがない
アドレナリンが
ドバドバ出たのはよく分かった。
ちょうど妹の方も終わっていたようだった。
妹の方は、オーナーさんらしきおっちゃんが
指導していた。
ちなみに妹は
初心者や女性におすすめの
【ベレッタ 92】
バイオハザードでもおなじみ。
アメリカ軍や警官でもよく使われる。
映画でも登場するのはだいたいこれ。
あまり拳銃に詳しくない方でも
「なんか知ってる！」と
思うだろう。
そして妹の成績であるが
全弾中央に集中していた。
ヒットマンかよ。
妹だけ景品をもらい、
私達は射撃場をあとにした。
景品はどんなんだったか忘れたが、
使用した的（紙製）は、
お土産にもらった。
今でも実家の私と妹の部屋に貼ってある。
その日は、１日中ドキドキが
止まらなかった。
興味がある方は
韓国 シューティングツアー
いかがでしょう？
今なら安く行けるし^^;
頑張ったら日帰りも可能！
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