就職氷河期イズム④【番外】

就職氷河期イズム

初日の午前中は、修業時の注意事項について

 
 

業務内容については他言しないこと、
 
作業場にある紙類のものは勝手に持ち帰らないこと、
 
携帯電話などの通信機器は業務開始前にロッカーに置いておくこと、
などなど、色々細かな注意事項を必死でメモした。
 
 




一通り説明が終わったあとは社内の設備説明。
 
出入り口の扉は専用のセキュリティカードを端末にかざしてロックを解除する。

 
ピピー

教育係の女性が自分のセキュリティカードでロックを解除して見せた。
 
そうか、時折聞こえる警告音はこの音か。
 
 

そして、今日から使う、首から下げるストラップが付いたセキュリティ解除チップが内蔵された、
社員証
が皆に配られた。
 
わーい、これが噂の
ビジネス街でドヤ顔できる天下御免の社員証か。
 
派遣社員だけど、嬉しかった。
 
就職氷河期世代だけが感じる
謎の
 
満足感。

 
 

基本給
 ゴミだけど^^;
 
 

ビジネス街のコンビニで、リーマン、フリーターにマウントを取るためだけツール。
 
自然に会社名を見えるように首からかけるのがポイント。
 
 

しかしドヤれるのは若いうちだけで、
ある程度の年齢になると、
 
社員証を首から下げてると、

 
 

私は、いい歳して
まだ社畜ですよ、
アピール

のような気がして、
 
昼休みは、あえて外して、イケてるフリーランスアピールをするようになる。
 
なまじ中途半端な会社に勤めてたらなおさら。
 
 

これが就職氷河期世代の悲しい決して譲れない美学。
 
 

ナニモノにも媚びず 己を磨く
 
 

午後から研修に。新人をAチームBチームに分け、それぞれ所定の場所で、キーボードを打つ研修をみっちり1ヶ月するらしい。
 
私がいるチームは、今いるセンタービルの事務所で研修だ。他のチームは、
 
センタービルとは別のビルに足をうつした。
例の藤原竜也
とはここでオサラバとなった。
 
 性別不詳の藤原竜也で思い出したが、
 

まったく関係ない、藤原竜也の風評被害で、草。

 
ここのセンタービルの事務所は、
働いている人の9割近くが女性、ということで、
 
この階の男子トイレは、
女子専用
とのこと。 
 
つまり男子トイレがない。
 
用を足したい場合は、他の階の男子トイレに行かないといけなかった。

 
 

素晴らしい、
女尊男卑

 
 

というか、やはり私は
 
 

トイレの神様から見放された忌子だったのだ。
 
 

膀胱
破裂寸前と
 
 

常に

隣り合わせ
の人生。
 
 

 
 

来世は、パンパースに生まれ変われますように。
 
 

アーメン。

 
 

素麺。

 
 

午後から早速研修だ。
 
 

私は、タッチタイピングが得意だ。
北斗の拳のタイピング百裂拳で、
練習しまくっているから 
かなりの自信
がある。
 
 

私は他の人に比べて、
かなり優秀な人材だろう。フハハ。

 

 

 

 

教育係「あ、そうそう。

 

 

 
 

ちなみに入力方法は

かな入力ね。
 

 

 

 

えっ?

 
 

続く。




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