シャバは優しい世界?それとも?【闘病記(66)】

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日、生活訓練のリハビリで、
近所にあるスーパーに、
杖歩行でお買い物
に行った。
 
 距離的には
1ブロックぐらいしか離れていなく、
健常者でれば、
歩いて5分とかからないだろう。




しかも、割と大型なスーパーで、
三階には100均もある。
屋上には駐車上もあり、
さながら小さなショッピングモールである。
 
そこへ、
訓練士
と呼ばれるPTさん見守りの中、
お買い物の生活訓練を行なった。
  
回リハでは、
この手のADLリハビリ(日常生活の訓練)は、
全てOTさんが担当だった気がするが、
そうではないのか?
 
きちんと、安全にお買い物できるか、の
評価である。

回リハに入院中は、
よく売店でお買い物していたので、
買い物自体は慣れている。
 
しかし今回は色々違う。
前は車椅子でお買い物をしたが、
今回は、全て歩行だ。
しかも病院の売店とは違い、
売り場はものすごく広い。
自分が健常者だった頃は、
広い店内、種類豊富な商品に
ひどく興奮したものだが、
今では、ただ、しんどいだけ。
 
売り場をきちんと把握しておかないと、
店内で、朽ち果てることになり兼ねない。
 
身体障害者にとって、
広い店内は、富士の樹海に
山菜採りに行くような気分。

 
深入りすればするほど、戻るのが大変。
 
膀胱やケツの具合だって気にしないといけない。

万が一食品売り場の真ん中で、
放尿、脱糞
でもしようもんなら、
損害賠償されるかもしれない。
 
だから訓練初日は結構緊張して、
かなり歩きにくかった。


 
回リハでもだいぶ屋外歩行は訓練したなだが
やはり最初はトーンがあがる。
 
しかも今回は評価されている。
言わば
単独外出不可否のテストだ。
緊張が高まらないはずがない。
 
頑張って歩行に意識をせず、
周りの状況に意識を向ける。
前や後ろからチャリが来てないか。
必死で気配を探る。

さながら自動車教習所のよう。
安全確認。
 
そしてドキドキしながらも
目的地のスーパーに到着。
 
入店。
 

 

時刻が夕方のためか、お客さんがとても多い。
とても懐かしい光景。
 

今回はスーパーに用はない。
私は手帳を買いに来た。
店内で目的の物を探し、
購入して帰るまでがテスト。
 
手帳はどうやら
三階の文具コーナーに、
あるようだ。
 
エスカレーターを見つけたが、
まだ乗れないので、すぐ隣にあった、
エレベーターのボタンを押す。
 
久々の病院外でのエレベーター。
 
箱が既にあったのが、
チン
とすぐ扉が開いた。
私は落ちついてエレベーターに乗る。
次いで、老人と年配の夫婦が乗り込む。
老人は80歳ぐらい。
夫婦は50歳後半ぐらい。別のグループのようだ。
エレベーターが三階に着く。
チンと扉が開く。
 
すると我先に老人が
エレベーターから
降りようとする。
 
すかさず年配の夫婦が
エレベーター内の開くボタンを押す。
 
まぁよくある光景だ。
年配の夫婦が押さなければ、
私が押していただろう。
 
老人がゆっくりエレベーターから降りる。
 
そして次に私も降りようとした瞬間、
年配夫婦がエレベーター内のボタンを離し、
我先に
エレベーターから降りた。

 
私は自分で開くボタンを一回押し、
エレベーターを杖をついて降りた。

降りようとした瞬間、老人集団が、
エレベーターにたくさん乗ってきた。

めっちゃぶつかった。

老人達は私を全然気にしていない。

 

 

どうやらシャバは、
病院のような
優しい世界ではないようだ。

 
 



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